実録!!共2ガサ入れシリーズ その1

我らが練習室の共2には、ライブステージ用のビールケースが壁を作っている。

そこにはこんな感じで、ドラムスティックが何セットか置いてある。
おそらく、ちょっと叩く用に誰かがストックしているのだろう。
今日はそれらを検証しよう。

ドラムにおいてスティックとはギターやベースでのピックみたいな存在で、別に何使ったってちゃんと演奏は出来るのだが拘り出すとキリがない。
んで、結局は慣れたものを使うのが一番!!という結論にいたるという、ホントのところ大事なのか何なのかよく分からない、それでいて次々消耗していってコストがバカにならない代物である。

さて、ペアが違ってるのもあったが、気になる何本かを並べてみた。
とは言っても、あまり変わったのはなかった。全部ヒッコリー製かな?

左から順に紹介。

・Zildjian 6A
太さも重さも長さも中庸。要するに極めてフツーのモデルだが、スティックに拘りまくっていろんなのに手を出した挙句、結局行き着くところはこういうモノだったりする。Zildjianというとシンバルの印象が強いが、スティックも豊富に出してる。

・Promark 7A
おそらく世界一のスティック専門メーカーであるプロマーク社の、やや万人向けのモデル。ニスなし仕上げ。プロマークのスティックは重心のバランスが良いのか、うちのドラマー達にも叩きやすいと評判である。

・LA Special 5A
初めて見たブランド。これを使えばLAっぽいガレージロックドラムが叩ける!?と思ったらどうやらプロマークのB級ブランドらしい。フェンダーでいうところのスクワイアみたいな感じ?たかだかペアで1000円前後のスティック界にも廉価ブランドとは。プロマークでいう5Aは超平均的モデルなので、きっと可もなく不可もなくだろう。

TAMA YOSHIKIモデル
これ以降はシグネチャーモデル。好きなドラマーのを使えば、気分も実力も上昇間違いなし!!でも、実は本人すでに使ってなかったりする。これも本当に使ってるのかどうか分からん。すべてはYOSHIKIの気分次第だ!黒いスティックは珍しいね。他にはVATERのチャドスミスモデルくらいか。消耗具合が分かりやすいというメリット(?)はある。

・CANOPUS クハラカズユキモデル
とにかく軽い!!音数が多い人向けか。かなり叩きやすそうだが、軽いということは当然サウンドの迫力は落ちる。まあ同じ人が同じ叩き方をしたときの話だけど。先のプロマーク7Aと同じく、塗装がないので汗かいたら滑りやすいかも。

・Pearl 本間大嗣モデル
太めでやや重い。音に重みが欲しい人向け。チップが大きめのティアドロップ型なので、角度によっていろんなアタック音にできる。

とまあ、要するにスティックは重さ太さのみならず、実にいろんな要素が詰まってるというわけだ。そりゃキリもなくなるわな!

ちなみに、自分がいま使ってるのはこれ。

プロマークのイアンペイスモデル。標準的なのより、ちょっと太め長め重め。
もうマジで叩きやすくていい音出て最高!!なのである。チップがでかいのも気に入ってる。

これは共2で見つけたおまけ。
ナイロンチップが憎いプロマークのマークポートノイモデルだけど、どうやったら、こんな割れ方する!?
使用者はたぶん某W辺氏。

それでは今回はこの辺で。
次は誰か、フットペダル編でもよろしく!!

アラン